A-419
三菱マテリアル(株)の鋼旋削加工用サーメット材種「MP3025」です。
サーメット素材とPVDコーティングにより鋼加工で仕上げ面持続性と長寿命を発揮します。
●小物部品などの大量生産に威力を発揮。
MP3025は専用母材にPVDコーティングを施し、密着性の向上、逃げ面摩耗が均一になる特性により美しい仕上げ面を維持した長時間加工を可能としています。
●低速領域の仕上げ面で強さを発揮。
耐溶着性に優れ、切削熱低下による加工面の白濁を抑制し、低速領域でも美しい仕上げ面を維持します。
●鋼軽切削用ブレーカ「LPブレーカ」
【倣い加工に強い】
倣い加工や端面引き上げ加工において、良好な切りくず処理性を示す曲線切れ刃を採用しました。
【幅広い切りくず処理能力】
バタフライ形突起と半島形突起を組合わせることで、低切り込み時と高切り込み時の切りくず処理性を両立します。
【高速加工に対応】
バタフライ形突起を最適化することで、切削抵抗を抑えつつ、高速加工時に発生しやすいクレータ摩耗による突起自身の摩滅を防ぎます。この効果により、高速加工時に長時間安定した切りくず処理性能を維持することが可能になりました。